ウルテックの超制震構造

ウルテックの超制震構造
超制震構造

【耐震】【免震】【制震】の違い

  • 耐震

    耐震金物でがっちり固定。地震のたびに金物やボルトがどんどん緩んでいく。

  • 免震

    建物の基礎に免震装置を設置し、建物に地震力を伝えない。

  • 制震

    「耐震構造」+「制震構造」により地震エネルギーを分散・吸収させ、建物の揺れ幅を長期間抑制する。

 耐震+制震住宅

■本当の意味の「安全・安心の住まい」

安心の住まいのために
建築基準法による耐震仕様の基準等級は「震度7で倒壊・崩壊しない」「震度5で大きな損傷がない」とされている。 しかし、これは1回だけの大きな揺れに対しての基準であって、建築基準法の耐震等級にクリアしただけでは、 いざ大地震があった場合、1回目は倒れなくても、家の内部で金具のゆるみや筋交いの破壊といった、目に見えないダメージを受けているのだ。
その状態で大きな余震が起きると、倒壊の可能性がある。命は助かるけど財産は残らないのでは、
本当の意味の「安全・安心の住まい」ではなくなってしまう。

■ウルテックの耐震+制震

制震テープ
ウルテックの耐震+制震住宅は下記3つの部材を複合させた、暮らす人の安全も財産も守る、 真の「安心の住まいづくり」である。

筋交い(=軸材) + 9mm厚構造用合板(=面材) + 粘弾性体素材の制震テープ

筋交い・構造用合板・耐震金具による「耐震」の強さ、建物の揺れ幅や損傷を減らす「制震」 のしなやかさ、この2つの工法を複合させ、基準以上の耐震レベルを備えた工法が、ウルテックの 【耐震+制震住宅】なのである。

「粘弾性体」を住宅用に加工した「制震テープ」

110年耐性の制震テープ
高層ビルの制震装置に用いられている“粘弾性体”。 ウルテックでは、この粘弾性体を住宅用の制震部材としてテープ状に加工した「制震テープ」を使用するという次世代の制震技術を採用している。
粘弾性体とは、東京大学・独立行政法人防災科学研究所・清水建設の共同開発によって生まれた素材で、高い耐久性を備えている。
粘弾性体のテープを軸材と面材で挟み込む粘弾性体の長期耐久性に着目した上で、エネルギー吸収成分や耐久性を高める成分(特許取得)を配合し、住宅の建築に使用しやすい形状に加工したものが制震テープだ。
壁材の9mm厚構造用合板と柱・梁との間に緩衝材として制震テープを挟み込むことで、地震エネルギーを吸収する制震技術となるのである。
[劣化の3要素]をクリア、110年の耐久性を立証済み
  • ●紫外線劣化
    壁体内には直射日光が当たらないので、無視できる。
  • ●酸化劣化
    テープ部は大気にさらされないので、無視できる。
  • ●熱劣化
    気温90℃の環境に劣化を始めるまで物質をさらす「アレニウスの法則による促進実験」を行ったところ、8000時間という結果になった。 これを気温20℃に換算すると112年に相当することになり、安心の住宅と呼ぶにふさわしい施工が保証されている

「家まるごと制震ダンパー」という概念

家まるごとダンパー
ウルテックの耐震+制震住宅は、粘弾性体の制震テープを、耐震仕様住宅の1階から3階すべての柱・梁と壁材の間に挟み込むことで、耐震+制震のダブル制御となり、繰り返しの地震エネルギーを分散・吸収させ、建物の揺れ幅を50%まで抑制する高い耐震性能を備えている。
これが、3階建ての住まいであっても高い耐震性を発揮する「家まるごと制震ダンパー」である。
制震テープの施工効果については、つくば市の「独立行政法人防災科学技術研究所」にて行われた実大実験の結果、繰り返し震度7の地震を受けても、変形があまり進行せず、粘弾性体の高い制震効果と耐久性が実証された。

他社制震技術の比較

■ウルテックの制震技術

当社では1階から3階まで家全体に対して制震施行を行うので地震の時には全体で揺れを受け止めることができる。 つまり、家全体が粘り強くなり、家まるごとダンパーとなっている状態なのである。

家まるごとダンパー

■他社との比較

【部分的な制震の場合】*他社

1階だけ、家全体に対して2枚だけなので地震の時には応力集中が起きる。
家全体の多様な揺れに弱い

部分的な制震の場合  

【1階だけの制震の場合】*他社

1階だけ、家全体に対して約10枚なので地震の時には2階が激しく揺れる。
2階以上の揺れに弱い

1階だけの制震の場合
家まるごとダンパー

安心の保証体制

現行の地震保険では再建費用の50%しか保証されない → 当社の家なら地震で家が壊れても30年間地震保証!

ウルテックの超制震住宅

■ウルテックの超制震住宅

地震の際、建物の揺れ幅半分以下に低減!

  • 1.家全体で地震を吸収!
    家全体で震動エネルギーを熱エネルギーに変換します。
  • 2.大地震にも壁紙が破れない!
    阪神淡路クラスの大地震でもビクともしません。
  • 3.気密性も抜群!
    気密性が増し、冷暖房費を節約できます。
  • 4.地震で家が壊れても地震保証がある!
    30年間シールドエージェンシー(株)の保証認定付き。

超制震住宅 地震保証Q&A

Q:メーカー独自の保証なんて、大丈夫なの?

ご安心ください。当社の地震保証はシールドエージェンシー(株)(以下シールド社)による第三者保証です。 シールド社は地盤保証を中心に、業界トップクラスの実績があります。シールド社についてはこちらよりお確かめください。

保証契約の流れ

Q:補償額は、どれくらいですか?

住宅の減価額をシールド社が規定した計算法にしたがって計算し、万が一の事態が起こった時点での額の範囲で補修いたします。一般的な地震保険の補償額との比較は下のグラフをご覧ください。地震保証は、新築時には請負金額全額が対象となりますが、年々、住宅本体の価値に応じて変動します。

Q:万が一の時は、どこまで保証してくれますか?

(1)保証範囲は、地震発生時に制震テープの性能が発揮されなかった事に起因した建物の不具合とし、その補修内容は当保証開始時の設計、仕様、材料等に従ってその原状と同程度に回復することとします。
(2)建物の補修等は当社の指定業者による施工に限り保証対象となります。
(3)補修の仕様が保証開始時を上回る材料、品質による補修、付帯工事等を希望される場合通常補修に要する費用を上回った部分は保証対象者のご負担となります。
(4)補修工事の期間に仮住居が必要な場合は、その諸費用も保証対象となります。
(5)補修などの実施が困難な場合、又は損害の程度に比べて補修に過分の費用を要する場合には、当社は補修に代えて当社が査定した費用を負担することで代替する場合があります。

補償上限額シュミレーション

Q:毎年高額の保証料がかかるのでは?

住宅購入者様は保証料の負担は一切ございません。また、5年後更新が必要な地震保険等と異なり、保証期間も30年の長期にわたっています。

Q:地震保証と地震保険の違いは?

【保証】:制震テープの品質や性能が定められた期間維持されていることについて、責任を負うことです。
【保険】:加入者が支払う保険料をもとに、地震による損害の補償を、保険料の範囲内で行う制度です。

Q:制震テープをどの程度使えば、保証を受けられますか?

制震テープをアイディールブレーン(株)が定めた貼り方ルールに従い、住宅の外周および間仕切り壁の十字方向に使用します。その後、アイディールブレーン(株)にて施工状況の確認を行い、保証を受けることとなります。